ダイエットをした人の6割以上の人がリバウンドしているといわれており、これからダイエットに挑戦する人は特に注意しておきたいポイントでもあります。
置き換えダイエットは一時的に摂取カロリーを抑えるダイエット方法ですので、リバウンドしてしまう可能性ももちろんあります。
なので失敗しないためにもリバウンドしない方法について知った上で取り組みたいところですね。
こちらの記事ではリバウンドのメカニズムとリバウンドを防止する方法を紹介しています。
ダイエットに成功した後にリバウンドしないよう、頭の片隅に入れておいてください。
リバウンドのメカニズム
ダイエット期間中、体は軽い飢餓状態になります。
飢餓状態になると、少ない栄養でも生命を維持するために食事の栄養の吸収力が上がります。
さらに少ない栄養で活動するために体は省エネ状態になりますので、カロリーも消費しにくくなります。
体のこのような反応をホメオスタシス(恒常性)と呼びます。
このような飢餓状態が長く続いている時に食事を戻すと必要以上に栄養を吸収し、リバウンドしやすくなってしまいます。
また、飢餓状態になるとレプチンというホルモンの分泌が少なくなり、食事をしても満腹感を感じにくく、さらに脂肪の分解もされにくくなってしまいます。
レプチンの分泌量を元に戻すにはやく1ヶ月かかるため、緩やかな食事の変化が必要になります。
リバウンドを防止するシンプルな3つの方法
リバウンドの防止方法は意外にもシンプルです。
でも忘れているとうっかりリバウンドしてしまいますので、覚えておきましょう。
1.ダイエットによる急激な体重の変化を避ける
まずダイエットの目標がどれくらいの期間で何キロなのかが重要になります。
というのも急激な体重の変化はリバウンドを起こしやすくなるからです。
体に飢餓を感じさせないためには、減量の目標を1ヶ月で体重の5%程度にとどめておきましょう。
60kgの人であれば1ヶ月に-3kg程度の減量目標にするといったイメージですね。
つまり「2ヶ月-15kg達成!」みたいな最近流行りのダイエットジムはかなり高い確率でリバウンドするということになります。
オキカエシェイプメソッドでは急激に落ちないように調整しています。
急に頑張りすぎないよう、お気をつけください。
2.目標体重をキープし、食事を徐々に戻していく
目標体重に達したらすぐに食事を戻してしまう人がいますが、その行動がまさしくリバウンドにつながります。
そもそも食事で太っていますので、食事を元に戻せば体型も元に戻るのは容易に想像がつくのではないでしょうか。
満腹感を感じるレプチンというホルモンは約1ヶ月かけて分泌量が適量に戻ると言われています。
なので目標体重を達成しても、1ヶ月間はその体重をキープするように努めましょう。
食事を戻すとしてもほんの少しだけにし、気を緩めないことでリバウンドを防ぐことができます。
3.筋トレや有酸素運動を取り入れる
置き換えダイエット後にリバウンドしないためには、結局のところ「消費カロリー>摂取カロリー」というバランスを取れるような生活にした方が良いです。
健康的に生活するためにも、筋トレや有酸素運動を取り入れるようにしましょう。
元々運動不足気味であるのであれば消費カロリー量は少ないはずなので、まずはウォーキングなどの軽い運動からでも良いですね。
筋トレならスクワットなどの脚の種目を中心に、有酸素運動であればご自身がやりやすいもので30分以上は行いたいところです。
オキカエシェイプメソッドで始めから1日8,000歩を推奨しているのは、減量後の運動をスムーズに取り入れやすくするためでもあります。
まとめ
- 急激に痩せようとしない
- 目標達成したら1ヶ月はキープ
- 積極的に運動に取り組む
「置き換えダイエットは夕食がおすすめ!効果的なやり方と食品5選」の記事に置き換えダイエットの正しい方法を記載していますので、参考にいただければ幸いです。
